日本人の生命観―神、恋、倫理
こういう人を博覧強記と言うんでしょうね。知らないことが多い本なので読んでいて疲れました。
![]() | 日本人の生命観―神、恋、倫理 (中公新書) (2008/12) 鈴木 貞美 商品詳細を見る |
第1章 民族の遠い記憶―風土記、記紀、万葉
第2章 浄土と恋と土地―中古から中世へ
第3章 いのちの自由と平等―近世の多様な生命観
第4章 天賦人権論と進化論受容―生命観の近代化
第5章 宇宙大生命―大正生命主義とその展開
第6章 いのちの尊厳とは?―戦後の生命観
[要旨]
「神からの授かりもの」「輪廻転生」「物質の集まり」―生命の見方は多様だ。日本人は生命をどのように捉えてきたのか。本書は、宗教、哲学、文学、自然科学と多彩な分野からこの疑問にアプローチする。神々が身近だった記紀万葉の昔から、生命科学が著しい発展を遂げた現代まで、生命観の形成と変遷をそれぞれの時代相とともに描きだす。日本に脈々と流れる「生命本位の思想」の可能性と危険性も浮かび上がってくる。
- 関連記事
-
- モノ・サピエンス (2009/02/20)
- 日本人の生命観―神、恋、倫理 (2009/02/19)
- あなたは、なぜ「自分に似た人」を探すのか (2009/02/16)
コメント
この記事にコメントする
トラックバック
この記事へのトラックバックURL
http://gijyutushi.blog119.fc2.com/tb.php/1270-094a4dc9
http://gijyutushi.blog119.fc2.com/tb.php/1270-094a4dc9